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立体的に現状を正確に把握し、
最新かつ精密な測量「三次元測量技術」

基幹構造株式会社(東京都・世田谷区)
代表取締役 吉村憲士

3Dデータスキャナーを活用した三次元測量技術

補助事業の成果の製品・サービス・技術等について教えてください。

1992年に設立して以来、測量業に携わってまいりました。さらなる飛躍のため、3Dデータスキャナーをものづくり補助金で購入し、三次元測量技術に取り組んでいます。

3Dデータスキャナーを活用することで作業効率が格段に上がりました。例えば、野外現場の作業が10日かかっていたのが6日で終わる。後の作業は事務所で行うことができます。また、測量では現場に行って帰るだけでとても時間がかかり、残業が増えるという課題もありました。その残業時間を削減することができ、働き方改革にもなりました。

具体的にはどのような製品なのでしょうか?

従来の測量技術では二次元でしか表現ができませんでした。しかし、三次元測量技術では、立体的に測量することができます。それが可能なのは、従来測量が単点での測量だったのに対し、1秒間に数万点の点情報を高速かつ高精度に取得できるためです。そのことによって、対象物を面的に計測できます。

計測したデータは平面・縦横断図等の図化や、3Dモデリングとして活用できます。

そのことで施設の新設リニューアル、維持管理の検討資料など、さまざまな用途での基盤データとして利用することができます。

ご依頼で多いのは、トンネルの断面や亀裂の位置の展開図。あと、路面の浮き沈みの状況を調べるために立体的に測っています。誤差は数ミリという正確さです。

測量業界は仕事が大変なため、若者に敬遠されている業界です。しかし、三次元測量技術を活用することで事務所内の作業が多くなり、無理なく働くことができます。おかげで弊社では女性2名が入社し、業務をこなしています。三次元測量技術を活用することは業界の活性化にもつながります。

 

それは世の中にどう役に立つとお考えですか?

今まで、災害地を測量する場合、災害が収まって土地が乾燥している状態でないと測量を行うことができませんでした。三次元測量技術だと、災害が発生して間もない頃から現場に入って状況を観測することができます。毎日、観測することで、例えば、亀裂が広がっていると立体的に、データで可視化することが可能になります。

競合と比べて優位性は何でしょうか?

測量業界は高齢化しており、新しい技術を学んで取り入れようとする会社はあまり多くはありません。また、2次元で測量を請け負っている会社は、人件費が高く利益率が薄いので、資金が乏しいものです。そのため、高価な3Dデータスキャナーはものづくり補助金がなければ、一般的に購入するのは困難です。

もちろん、体力のある大手なら3Dデータスキャナーは持っていると思いますが、弊社は大手に比べて安価で提供できます。そのため、大手では対応できない小規模な現場でも活用いただけます。

三次元測量技術の良さを広げて行きたい

どのような使用シーンをお考えですか?

測量という概念に関わる案件であれば、活用していただきたいと考えています。多方面で活用することでノウハウが蓄積できれば、より効率的で適正なご提案もできると思います。

どのような場所・人に使ってもらいたいとお考えですか?

実際の東京を用いたゲームなどがあると思いますが、三次元測量技術を用いることで、もっとリアルな街を再現できます。測量の垣根を超えればそんな使い方もできると思います。

また、変わった使い方では、遺跡調査の仕事がありました。発掘した状態を三次元でデータ化して保存できます。あと、古い建築物を三次元化する、という仕事も。データが残っていれば、壊れた場合でも復元しやすくなります。

どのようなバイヤーとマッチングしたいですか?

三次元測量技術の良さをさまざまな企業に広げてきたいと考えています。また、弊社は小規模な会社ですが、せっかくものづくり補助金で3Dデータスキャナーを購入させていただいたので、同じ小規模で3Dデータスキャナーが欲しいけれど購入できない会社さんの測量のお手伝いを全国展開でさせていただきたいとも考えています。

弊社がお手伝いすることで、今まで10日かかっていたのが5日で完了するとその分の経費は削減されます。それで元は取れるのではないかと思います。

今後の展望を教えてください。

測量の世界で活用を広げて行くのと同時に、変わった使い方にもチャレンジしたいと考えています。三次元測量技術はたくさんの可能性があると考えています。さまざまな企業とコラボレーションして行きたいと思っています。

建築の世界に関わらず、幅広く展開する

御社の概要や特徴、事業内容を教えてください。

会社の設立時はお客さんも少なかったので、スタッフも少数で、ミニマムでスタートさせました。

ゼネコンさんとの取引が増えてきたのですが、建築現場の利益追求姿勢から単価抑制傾向にあるために、会社として強みを持たないと勝ち目はないと考え、3Dデータスキャナーを購入しました。現在では3Dの価値を感じていただける企業さんのとの取引も増えてきました。

今後はさらにオールマイティーに取り組める会社に成長させて行きたいと考えています。

 

大きなプロジェクトでは羽田空港の改良工事があります。羽田空港は特殊な環境なので、ルールを分かっていないと事故を起こしてしまいます。そのような特殊な環境でも業務を遂行できるのが弊社の強みです。

 

どのような背景・目的で本事業に取り組んだのですか?

3Dの魅力は多彩です。建設コンサルタントさんからの依頼で新宿駅の駅舎と駅ビルとの関係や地下駐車場施設と地上との関係・その他に研究所全体の立体的把握などの測量も手掛けたことがあります。

これからは、防災上の観点から空洞施設部分(防空壕等)の現状把握などの調査が増えるものと考えています。そのために利用できるモバイル型3次元調査機器も備えています。

弊社は頭の柔らかい若い人材が揃っています。「こんな使い方ができるのではないか」といろいろとご提案できると思います。また、三次元測量技術以外にもドローンを活用しての測量も行っています。

建築の世界に関わらず、幅広く展開したいと考えています。

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出展情報

Data

出展ゾーン
環境・建設・エネルギー
補助事業実施年度
平成30年度
出展物の名称
三次元測量技術 立体的に現状を正確に把握する事ができる、最新かつ精密な測量技術。
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企業プロフィール

Profile

社名
基幹構造株式会社
創業年月
1992年3月
代表者
吉村憲士
本社所在地
〒157-0077 東京都世田谷区鎌田3丁目12番16号 ヴィアードステージ2階
TEL/FAX
03-3415-6888/03-3415-6444
ホームページ
http://key-s-c.co.jp
資本金
1,000万円
取扱製品
測量業務/特殊車両業務/土木設計業務/計測業務

お問い合わせ

Contact

来場者の方/取材申込
/その他:運営事務局
所在地
〒100-0013 
東京都千代田区霞が関1-4-2
大同生命霞が関ビル18階
TEL
03-3502-6871
受付時間
10:00~17:00
(土・日・祝日を除く)
E-mail
jimukyoku@shin-monodukuri-shin-service.jp
出展者の方:展示事務局
所在地
〒100-0013 
東京都千代田区霞が関1-4-2
大同生命霞が関ビル18階
TEL
03-5946-8843
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(土・日・祝日を除く)
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